結論からいうとできます。私も実際に初マラソンの前には最長でも30㎞程度しか走ったことはありませんでした。
それでも私はしっかり完走できています。
今回はフルマラソンを完走するためには最終的にどのくらい走れるようになっておけばいいかを解説していきます。
初心者の方がフルマラソンに挑戦するための一つの指標としてもらえればいいかと思います。
なぜ42.195㎞走っておかなくても完走できるのか?
それは過去にフルマラソンを走ってきたランナー達が証明をしています。
現にこの私も最長30㎞程度のトレーニングで初マラソンで完走しサブスリーも達成しています。
その時の私のトレーニングは概ね90分程度のサブスリーペース(1㎞4分15秒)を週6日で走っていました。
それでも初心者の方からしたら途方もない数字かもしれませんが、走り続ければそこまで達成不可能なことではないと思います。
このようにフルマラソンを完走するには42.195㎞そのものを練習で走っておく必要はないということになります。
プロの選手はその何倍も走って本番に臨みますのでそれには当てはまりませんが、あくまでも私たち市民ランナーがサブスリー程度の走力で楽しむ場合に限ってのことになります。
私たち素人がトレーニングで42.195㎞を走るのは体は消耗するだけで回復に要する時間が多くかかりケガのリスクもあるのでベストな練習方法とはとても言えません。
そもそも練習でポンポンと40㎞を走れるような人はもはや市民ランナークラスではありません。
そのような人達と肩を並べる必要は全くありませんので自分に合ったペースでじっくりやることがフルマラソン完走のコツです。
実際に42㎞を練習で走るのではないく42㎞を走り切れる体をいかにして作るかがポイントです。
その為には長距離に適応する体を1から作っていかなければなりません。
具体的に私がしていたトレーニングはこちらからどうぞ!
完走だけなら誰でもできる?
スピードを問わなければ健康な人なら完走は誰にでもできます。
極端な話、42.195㎞歩いても完走です。
もちろんそれでも長い距離なので歩いても大変なことには変わりありません。
では完走の為に何をすればいいか?
とにかく長く走ることに慣れることです。
走るスピードが遅くなればなるほど完走に時間がかかります。
スピードがない初心者であればあるほど長い時間走ることに体を慣らしておく必要があります。
完走が目標の人は心肺機能よりも長時間のランニングに慣れることが1番重要です。
タイムにもこだわりたい、サブスリーで完走するには?
具体的には私のトレーニングは概ね90分程度のサブスリーペース(1㎞4分15秒)を週6日で走っていました。
レース3週前にいつもの練習より長い距離の30㎞程度を本番を想定して走り、そのあとは疲労を抜きつつレース本番に向けて調整していきます。
このように40㎞は1度も走っていません。
90分程度のランニングをサブスリーペースよりも若干速いペースでコンスタントに走れるようになっていればサブスリー達成の可能性はかなり高いと思います。
3週前の30㎞走のゴール前で余力があれば本番では後半のペースアップとスパートをかけることができます。
この程度のトレーニングが積めていればサブスリーへ自信をもって本番に挑んでみてください。
それぞれのフルマラソン完走に向けて
仕事をしながら、家事をしながら限られた時間でトレーニングをし、フルマラソン完走を目指すのはとても大変なことです。
しかしそれを成し遂げたときの感動ははかりしれません。
気楽に楽しんでフルマラソン完走に向けてトレーニングをしてみてください。
42.195㎞という長い距離に惑わされずじっくり地道に走ることがフルマラソン完走への一番の近道だと思います。
それぞれの生活に合わせ、ケガに気を付けて是非完走を成し遂げてみてください。
コメント