ケガの前兆、ケガは予測できる?

ケガについて

 



コンスタントにランニングを続けていくうえでケガはつきものです。

どんなにケアしてても起きてしまうことでもあります。

分かっているなら事前にケガを防ぎたい!

そんな疑問にお答えします。

ケガの発生は事前に予測できるの?

ある程度ケガを経験し、古傷があるような場合はなんとなくそろそろかななんてカンが働く方もいると思います。

初心者にとってはケガ自体が初めての経験になることもあり、そのうえで経験のないことに対して予測なんてできないですよね。

今回はそんな不要な故障を少しでも避けるヒントになればよいと思っています。

ケガの発生を予測する前にそれよりも発生するリスクを少なくすることが重要です。

ケガの発生のリスクを下げる行為

  • 雨、雪、強風の日は無理をしない
  • マンホールなど滑りやすい地形を避ける
  • シューズを自分にとって最適なものにする
  • 体調が悪い時は軽めにする
  • 極端に暑い、寒い日は家でトレーニングする

などあります。

プロは多少のリスクを背負って成果を求めていきますが、私たちはそのようなリスクを背負う必要はありません。少しでも不安なときはトレーニングをやめるのも選択肢の1つです。

雨の日は本当に転倒のリスクがあります。視界もよくありませんので足元の地形を確認するのも遅れてしまうことがあります。気をつけても気をつけきれないときはトレーニングを避けるべきです。

マンホール、側溝、段差、などは見えない場合もあります。不安なところはスピードを落とすなどの工夫も必要です。慣れたコースを走ることもそれらを防ぐ大きな要素となります。

シューズは足にかかる負担を軽減してくれますので必ず自分の足にあったものを選んでください。

体調が悪い時は全ての判断能力が落ちますので無理は禁物です。微妙に普段と足の運びや体の動きも違ったりしますのでそれもケガの発生率を上げてしまいます。

暑い、寒いの制御は時によって体が追い付かない場合もあります。意識が朦朧としてきたり、走っても体が温まってこないような時は思い切って中断して家に戻りましょう。

これらは予測より事前に自分で防げる項目なのでトレーニングの意識するポイントとしてトレーニングに取り入れてみてください。

具体的にケガが起きそうな前兆は?

今度は事前の注意で防ぎきれない繊細な部分になります。

経験と体の感覚によってなんとなく感じる要素になりますので、初心者にとっては未知の領域にはなります。自分で感覚をつかむまではそんなこともあるんだ程度で構いませんので目を通してください。

ケガが起きそうな前兆

  • 絶好調の日
  • 精神的に他の問題を抱えている時
  • 休みなくトレーニングを続けている
  • 他のランナーと張り合っている時
  • もしかして自分はサブスリーいけるんじゃないかと思い始めた時

振り返ると絶好調の時は私もケガしていたように思います。絶好調時は無意識にいつもより強い負荷になっていることがありますので常に自分が今どういう状態で走っているのかを見る冷静な目が必要です。

仕事の失敗で頭がいっぱいになってるときや精神的にへこんでいる時もいつもと違う不意の動きでケガすることもあります。問題が解決してから思いっきり走ることも考えてみましょう。

休みなくトレーニングをしている場合のケガは一番分かりやすいです。確実に休養のタイミングが遅いです。それを経験とし、もう一度休養のタイミングを考えなおしてみましょう。

意外とランニングコースには自分と同じような走力の方がいます。普段並走しなれてる方なら問題ありませんが、急にライバルが現れるといつもより頑張ってしまうものです。そこで意地をはる必要はありませんので自分のペースを崩さず淡々と走りましょう。

タイムも距離も良く自信が付き始めたころケガが多くなります。何事も傲りはよくありません。いつでも初心の気持ちを忘れずに楽しくじっくり走りましょう。

どれも経験なしではなかなか意識して走ることはできない内容かもしれませんが、少し頭に入れておくだけでも自分の走りに制限をかける材料にはなるかと思います。

是非参考にしてみてください。

ケガを恐れずケガに注意を払ってトレーニングしていきましょう。

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