ケガをしてしまったらどうすればいいか?

ケガについて

 



今回はランニング初心者が始めてケガをしてしまったらどうすべきか私のケガ人生の経験を踏まえて詳しく解説していきます。

初めての経験で判断に迷ったり不安になったりしますが、間違った対処をするとその後の復帰が遅れてしまう事もありますので注意が必要です。故障発生の瞬間からケガの治療はスタートしています。一時の感情に流されずしっかりと気持ちを切り替えて対処していきましょう。

ケガの直後の対処は?

故障発生の直後はアドレナリンが多く分泌されているので痛みを感じにくい状態にあります。

そこであまり痛くないからといってランニングを続けてしまうとより悪い状態に陥ってしまいます。

事の大小に関わらず異常を感じたら直ちに走るのを中止してください。

この判断が後々あなたを救うことになります。

ゆっくり歩いて気をつけて家まで帰ってください。

ランニング中のケガは接触事故ではありませんので、歩けるような場合が大半です。

もしここで歩けないくらいの異常ですと相当悪い状況は免れません。

家に着いたらすぐに氷などで患部を冷やしてください。

数回、氷を交換して冷やし続けるといいでしょう。

その日は安静にして熱い湯船に浸かるのはやめましょう。

歩けないような場合は即病院へ受診することをおすすめします。

故障発生の翌日の状態が重要

翌朝、何もしてなくても足がズキズキ痛い場合は、長期戦を覚悟してください。

痛くない場合は再びゆっくりのウォーキングから始めていきます。

痛くないからと言っていきなり今まで通りの走りをするのは厳禁です。

再発の危険もありますし、ケガの繰り返しは慢性的になってしまう恐れがあります。それは絶対にさけるべきです。

幹部の違和感が完全に無くなるまではしばらくウォーキングを続けてください。

何もしてない状態で足がズキズキ痛い場合は完全休養です。

日常生活で歩く以外は安静にします。

気持ちも沈みますし、早く走りたい気持ちもあると思います。しかしここはグッとこらえ再び元気に走れることを信じてしっかりと休養をとってください。

私はこの状態で何度も何度も葛藤しトレーニングをしては故障し、トレーニングをしては故障しを繰り返し結局しっかり走れるようになるまでに約2年という月日を費やしてしまいました。

そんな私だからこと言えることは絶対に焦ってはダメだということです。

必ず走れる日は来ますから、それを信じて今は絶対に走ってはダメです。

1ヵ月で戻るのがいいか、2年で戻るのがいいか、考えてみてください。

私と同じような辛く長いトンネルは避けられる道です。

諦めず前を向いていきましょう。

治療の方法、手段は?

歩けないような状態では病院へ行くのは当たり前ですが、患部の痛みが引かない及び違和感があるような時どんな治療をしたらいいか疑問があると思います。

私も未だにどう対処すべきか迷うことがあります。

私は過去に様々な病院や治療院を受診してきました。

私の抱えるケガは慢性的なものだったのでこれといった決定的な治療はなく、明確にどこに受診すれば治るというものではありませんでした。

よく名医が一発で治すというような話を聞きますが、それもごく稀なことで人それぞれケガの対処も違うわけで何が良いとは一概には言えない部分があります。

骨折しました→外科に行きます。風邪をひきました→内科に行きます。

という分かりやすい原因があればどこに受診したらいいかすぐに判断が付きますが、ランニングにおけるケガというのはその判断が付きにくく正解がない場合が多いです。

そもそもケガの原因の最深部まで探らないとその答えは出にくいのです。

体のバランスが悪かったのか、ランニングフォームが悪かったのか、酷使しすぎが悪かったのか、原因は様々で治療の際にはそういうところまで紐解いていく必要もあります。

しかし、初心者がそこまで深く追求することは難しく、私も当時は本当に手探りで結果的に最悪の方向へ行っていまいました。

そんな判断がつかない私達が唯一できることは走らないことです。

私はこれが最強の治療法だと思っています。

明日もまた走れる、1年後もまた走れる、だから焦って走る必要はないです。

ゆっくりサブスリーを目指していけばいいじゃないですか。

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心が折れそうになったら

好きなランニングを奪われるということは本当に辛いことです。

しかしプラスに、良い方に考えていくしかないのです。

ケガは経験値になりますし、復帰したらより強くなって帰ってこれます。

ケガしなければ出会えないこともあります。

走らない時間を色々な他のことに使って楽しんでください。

走ることが一番の生きがいだという方も、その生きがいを取り戻す大事な作業だと思って挑戦してください。

いつか必ず走れる日はきます。

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