競技用トラックや広いランニングコースがあったらいいなと思いますよね?
でも近くに施設がないと、どこを走ったらいいか迷ってしまいます。
そこで今回は自分に合ったランニングコースの決め方ご紹介します。
自分のホームグランドは安心、安全のお庭です。
毎日、集中してランニングできる場所があったらそんな心強いことはありません。
いつも決まったランニングコースがある利点
- 走るコースを決める必要がなくなる。
- そのコースの環境を熟知している。
- ランニングのメニューや時間、距離を計画しやすい。
- 心の余裕が生まれる。
上記4つの条件だけでもプロの練習環境に近づけます。
「今日どうしようかな?どこ走ろうかな?」と毎日迷うのは大切なトレーニング時間を奪っていきます。
忙しい中で効果的なトレーニングをするにはなるべく考えることを省くことが必要です。
ホームグランドを決めてしまえば、何時頃行けば空いてるとか、自動販売機、コンビニの場所が分かることになるでしょう。
小銭、電子マネーだけ持って行けば急な水分補給にも対応できます。
道の舗装状態、起伏、つまづきやすい場所、滑りやすい場所、これらが分かっていれば無駄なケガも防げます。
起伏を利用した練習、周回してロングに走ってみる等々、練習メニューの計画もしやすくなります。
心の余裕はトレーニングの効果を高め、ケガを防ぎます。
考えられるだけでも相当なメリットを得ることができます。まさに聖地です。
一握りのプロランナー以外は走りに集中できる環境を自分自身で作らなければなりません。
逆に言うとそれをつくってさえしまえば、一般ランナーの中ではかなり優位に立てます。
住居と同じくらい大切な出会いですので何か所か候補を見つけて走ってみて決めてください。
良い場所が見つかるといいですね。
注意点
ホームグランドといっても公共の場ですのでマナーとルールを守って走りましょう。
道路や公園はランナーのものではありません。一般の方が優先というやさしい気持ちを持って走ってください。
そうやって走っていたら一般の方も「がんばってください!」って声を掛けてくださることもありますよ!実体験です。
慣れた道、慣れたコースだと思って油断しないでください。そういう慢心の気持ちがあると必ず事故を起こします。
心に余裕をもってランニングを楽しんでください。
練習場所に向き不向はあるのか?
大きく分けて練習場所には下記のような場所が挙げられます。
- 競技用トラック(陸上競技場など)
- 幹線道路
- 河川敷
- 公園
- 山道
私のおすすめは、幹線道路、河川敷、公園です。
それ以外はと言いますと、競技用トラックは限られた選手しか使えなかったり料金がかかったりと
設備面では充実していますが、毎日練習するにはあまり現実的ではありません。
山道はたまにアクセントで筋力強化の練習の際に走るのはありです。ホームグランドとしは少し偏りがあるように思います。山の神(坂道に強いランナー)を目指すにはいいかもしれません。
都会や地方という環境の違いでそれぞれにメリット、デメリットがありますし、
その個人によっての相性もあります。きっとあなたの地域にも良い場所はあるはずです。
私のおすすめトレーニング場所3選
- 幹線道路
- 河川敷
- 公園
幹線道路
まず最初におすすめはしていますが、最大のデメリットがあります。
それは車の排気ガスです。
都会でも地方でも幹線道路は車がいっぱい走っていますのでその分排気ガスも多いです。
走っている時に気になってしまう方はこの場所は自分の選定コースから除外してください。
メリットとしては道幅が割と広いところが多いこと、近所なら馴染みがあること、
1本道なのでランニングに集中できることです。
折り返し地点を距離か時間で設定すればとても手軽なランニングコースと言えます。
注意点
歩行者の多い時間帯は走りにくいですし、事故の確率も高くなりますのでなるべく人の少ない時間に走ることをおすすめします。
トイレ、給水所等はないのであらかじめ緊急時に休める場所を下見しておくのがいいです。
自動販売機の場所や、コンビニの場所なんかも知っておくと便利です。
そのような施設がない場合は必ず水分を携帯することを推奨します。
河川敷
よくドラマのワンシーンでランニングしているところを見ますね。
まさにそのイメージです。
マラソン大会のコースにもなる河川敷も多く存在します。
道幅も広く、歩行者もそこまで密集してませんのでとても走りやすいコースと言えます。
このコースも折り返し地点を設定することで立派なホームグランドになります。
日々の練習で折り返し地点が徐々に遠くなり、成長を感じ取ることができるのもコースの醍醐味です。
最大のデメリットは治安の問題です。
夜遅くなると人通りもなく街灯もない場所がほとんどです。
とくに女性は気をつけることは勿論ですが、夜はあまり走らなのが無難です。
ランニング中は走りに集中してますし、体力も奪われている可能性もあります。
危険を避けるためになるべく明るい人のいる時間に走りましょう。
注意点
同じく、トイレ、給水所等はないのであらかじめ緊急時に休める場所を下見しておくのがいいです。
自動販売機の場所や、コンビニの場所なんかも知っておくと便利です。
そのような施設がない場合は必ず水分を携帯することを推奨します。
河川の増水に注意してください。水位が上げるような日はランニングを避けてください。
公園
私が生涯一番走ったであろう、最もおすすめするコースです。
残念ながら近所にそのような公園がない場合はたまにしか行けない貴重な練習場所になってしまいます。
私が考えるよい公園の条件は
- 広い
- 周回できるランニングコースがある
- 自販機の設置がある
- 敷地内に程よい起伏がある
- 準備体操、ストレッチなどゆっくりできる広場がある
以上です。
この設備が無料で使えるなんて日本はいいところですね。
ランナーにとっては天国のような場所です。
私の場合はホームグランドである公園でランニングコースを絡め、外周も大きく使って1つのコースを作り上げました。
起伏もあるとメリハリのある良いコースになります。
そのコースで周回のタイムを計ったり、ざっくりと距離を把握してマラソンのイメージを膨らませていきました。
このような条件に当てはまる公園はなかなかありませんし、あったとしても家から遠いこともあります。
もしご近所にこのような条件の公園がある方は大いにその恩恵を受けてください。
きっと毎日楽しく、快適に走ることができるでしょう。
注意点
一般の公園利用者の迷惑になるようなランニングはしないでください。
ランナーが多くいて周回のルールが決められている公園ではそのルールに従い、安全に走りましょう。
危険なので逆走はいけません。
ゴミのポイ捨てやめましょう。
以上、私のおすすめを含め、ランニングコース選定編でした。
選定条件はそれぞれ個人によって異なることがあると思います。
自分にとって一番、走りやすく、安心できる場所を選んでください。
きっと練習の効率はアップするでしょう。
それを踏まえたうえでコース選定の参考になれば幸いです。
みなさんのおすすめのランニングコースの条件などありましたらコメントください。
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