走ることを止めればいいです。
でも走らないと練習にならない。
でも走ったら怪我する。
堂々巡りですね。
ではどうしたらいいのか?
怪我を防止する方法と考え方
結論から言うと楽しく継続的に走り続けられる練習量を守るという事が重要です。
私たち市民ランナーはプロを目指しているわけでもなく、オリンピックを目指しているわけでもありません。
あくまでも市民ランナーとしてサブスリーを目指している方が大半かと思います。
多くの方はランニング人生をかけてリスクを背負い自分を追い込む必要はないと思います。
私は過去にプロを目指し全力で追い込む過程でケガに苦しみました。
それを考えると走れるだけで幸せだだとつくづく思います。
明日、そしてまた明日、楽しく走ることができる幸せを噛みしめてじっくり、ゆっくり走ることが一番理想だと私は思います。
それが私達市民ランナーがケガを防止する一番の方法です。
私の怪我の遍歴
かくいう私の競技人生はケガだらけです。
20代半頃から徐々にケガが多くなりました。
- 足首靭帯損傷(サッカー)
- 中足骨折
- 大腿筋損傷(サッカー、マラソン)
- 疲労骨折(マラソン)
簡単に書けるだけでもこの数です。
一度、ケガをすると雪崩のように体のあらゆる個所を痛めることになりかねません。
私はサッカーのケガのリハビリでマラソンに出会ったわけですが、その後のマラソンでも怪我をし続けてしまいました。
人生で一度もケガをしないのが一番いいのですが、それは競技をするうえでとても難しいことです。
大きなケガもなく高齢になってもプレーし続けるプロの選手達はものすごいですね。
私には到底できることではありません。
そんなケガの多い私だからこそ初めて走る方へ伝えられることがあります。
痛みがある時に走ったらどうなるのか?
間違いなく怪我します。
恐い言い方かもしれませんが、長期離脱してしまう可能性だってあります。
痛みがある時は一番分かりやすい練習の止め時です。
もっと言えば違和感がある時点で全てのトレーニングを中止して、その日は歩いて家まで帰ってください。
それが後の幸せに繋がります。
怪我は人生を変えてしまう事があります。
良い方にも、悪い方にも様々な影響を及ぼすものです。
一時の感情で無理に走ってしまい、ケガをすることはもったいないことです。
明日、そしてまた明日、楽しく走ることができる幸せをぜひ皆さんには感じてもらいたいです。
もし怪我をしてしまったら
ショックだと思いますが、落ち込まないでください。
まずは落ち着いてしっかりと治療に専念してください。
ケガをした瞬間から治療はスタートしています。
完治する前にトレーニングを再開するのは絶対にダメです。
怪我を早く治すには
- 前向きにとらえる
- 大好きなランニングを取り戻す強い意志をもつ
- ランニング以外のことに集中する
- 治るまで走らない
ケガをしてしまったことも自分の経験になります。
また必ず走れるようになりますので決して悲観せずその時の為に今できることをしていきましょう。
ケガを防止することも、ケガを治療することも明日も楽しく走るため、あなたの大切な足を守るためです。
みなさんがケガ無く楽しく走れることを願っています。
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