ランニング後のケアには限界がある?

ケア

 



「ランニングの後はしっかりケアしましょう」と、どの情報を見ても必ず書いてあることです。

しかしケアには限界があります。

ケアさえしていればどこまでも走っていいかというと、そういうわけではありません。

今回はランニング後のケアに対する考え方、そもそもケアって何するんだという疑問にお答えしていきます。

ランニング後のケアって何をすればいいの?

ランニング後の疲労を取り除くケアは様々なものがあります。

私がサブスリー達成時、追い込んだトレーニング期間中にしていたケアを中心に紹介していきます。

セルフマッサージ

読んで字のごとく自分で足や疲労している個所をマッサージすることです。

揉みほぐすことで老廃物を流して疲労を取り除きます。

基本的には負傷する前にいかに血流をよくして疲労を溜めないかということが重要になります。

自分の足を心臓に遠いほうから近い方に向かって揉みほぐしていくと疲労物質が流れて回復を促進します。

セルフマッサージは疲労回復のほかにも気が付きにくい異常個所を発見できたりもしますので定期的に実施することをおすすめします。

自分の足に関心をもつこともランニングをしていくうえでとても大切な事です。

湯船に浸かる

体が温まる事と水圧により血流をよくし疲労回復を促進します。

リラックス効果もあり、ゆったりと今日のランニングのことを振り返る良い時間にもなります。

自分の体調にあったお風呂の入り方を見つけることで最適なケアになります。

ケガをした直後は患部を冷やす必要がありますので湯船に入るのはやめましょう。

非常に疲れている時も湯船に入るのはおすすめしません。

私は湯船で寝落ちしてしまって体が冷え切ってしまった経験があります。

非常に危険ですので絶対に湯船で寝ないようにしましょう。

交代浴

水風呂と温かい風呂に順番に入ることです。2~3セット繰り返して血流をよくします。

浴槽が二つ必要なので一般の家では実施することが非常に難しいです。

私がよくやっていたのは大きめのバケツに氷水を用意してそこに足をいれます。5分くらい氷水に足を入れてその後温かい風呂に10分足をいれます。

それを2~3セットやっていました。

交代浴は疲労回復にはもちろん効果的ですが、ケガをしている場合でも患部を交代浴することでケガの治りを早くすることができると言われています。

受傷直後は温めることはよくありませんので冷やすだけにしましょう。

交代浴は血管に負担をかける場合がありますので実施するときはご自分の体調を把握したうえで行うようにしてください。

アイシング

ビニール袋や氷嚢に氷を入れて疲労した箇所に当てます。10分程度で外して10分後にまた氷を充てるのを2~3セット繰り返します。

ケガをした直後にするのが一番効果的です。初期対処がすごく大事ですので受傷した直後に必ず実施することを強くおすすめします。

同じく疲労が溜まっている部分や違和感を感じている部分に前もって実施することでケガを未然に防ぎます。

家庭でも氷とビニール袋さえあればできる手軽さが一番のメリットです。

まだまだ他にも様々なケアがある

自宅で簡単にできるケアは上記のようなものが主です。

その他にもケアは様々なものがあります。ご自分にあったケアを見つけて習慣の1つに組み入れてみてはいかがでしょうか?

しっかりケアすればたくさん走っても大丈夫?

私はケアはあくまでも補助的なものだと思っています。

完全回復できるケアなんて世の中にはありませんし、これをしておけば絶対にケガをしないなんてケアも存在しません。

いくら自分が信じていつも行っているケアがあったとしても体にかけられる負荷には限界があります。

その日の体調によっても左右しますので絶対にケアに過信することはしないほうがいいと思います。

もちろんやらないよりはやったほうがケガ無くランニングできると思いますが、それを安心材料に闇雲に走るのは危険すぎます。

ちょっとした違和感であったとしてもケアだけでは間に合わない場合もあります。

そんな時はケアよりも、まず休養を選んでください。休養に勝るケアはありません。

ケアを続けてだましだまし走るよりは休養して完全回復してから走った方がよっぽど効率がいいです。

気分的にもその方が楽になれると思います。

プロはそうも言ってられませんが、私達市民ランナーはプロではありませんので休養を気軽にとれることは特権です。

回復とトレーニングのバランスをしっかり考える事も体のケアの1つです。

そう考えると頑張る事だけがトレーニングじゃないということが分かりますよね。

トレーニング、ケア、休養のバランスを保って快適なランニングをしよう!

自分なりのベストなバランスが必ずあるはずです。

是非このサイトを参考に最適なバランスをつかんでよりよいトレーニングをして目標に向かっていきましょう。

日々のケアの積み重ねが強い走りを生み出し故障を防いでいきますよ!

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